
皆さんこんにちは!
大阪府堺市を拠点にLGS施工、ボード貼り、クロス、床、タイル、防滑シート、ふすまや畳など内装仕上工事を行っている
北川正和建装、更新担当の富山です。
内装工事において、
もっとも地味で、もっとも重要で、もっとも差が出る工程。
それが 下地工事 です。
クロスがきれいに仕上がっている。
床が静かで、沈まない。
建具がスムーズに開閉する。
こうした「当たり前」に見える仕上がりは、
すべて下地工事の出来で決まっています。
下地は完成後、完全に隠れてしまいます。
しかし、隠れているからこそ――
ごまかしが効かない工程
でもあるのです。
下地工事とは、
仕上げ材(クロス・床・建具・設備)を取り付けるための
骨組み・土台をつくる工事です。
具体的には、
壁・天井の軽量鉄骨(LGS)や木下地の組み立て
ボードを張るためのピッチ調整
床下地(根太・合板)の施工
設備・家具が付く位置の補強
などが含まれます。
つまり下地工事は、
内装の設計図を、現場で立体化する作業
と言えます。
下地工事を軽視すると、
完成後に必ず“見える形”で問題が出ます。
下地が不陸(凹凸)だと、
クロスがピタッと密着せず、数年で浮きや割れが発生します。
床下地の固定不足やピッチ不良により、
歩くたびに「ギシッ」「ミシッ」という音が出ます
下地が歪んでいると、
ドアが勝手に閉まる
引き戸が重い
隙間が均一でない
といった症状が出ます。
人の目は、
直線・水平・垂直に非常に敏感です。
わずかなズレでも、
「なんとなく安っぽい」
という印象につながります。
どんな高級素材を使っても、
下地が悪ければ意味がありません。
プロの職人は、
下地工事で次の点を常にチェックしています。
壁がまっすぐ立っているか。
天井が波打っていないか。
床が水平か。
1mm単位で確認します。
ボードや床材には、
適切な下地間隔があります。
狭すぎる → 材料ムダ
広すぎる → たわみ・割れ
メーカー基準+現場条件を踏まえて調整します。
ビスの種類・長さ・打ち込み角度。
これが甘いと、
数年後に必ず不具合が出ます。
今は何も付いていなくても、
テレビ
収納棚
手すり
大型家具
が取り付く可能性があります。
下地は、
未来を想像して仕込む仕事
なのです。
理由ははっきりしています。
完成後に隠れるため、
手を抜いても分かりにくい。
不具合が出るのは数年後。
原因が下地だと気づかれにくい。
測る、直す、調整する。
地味で、根気が必要。
だからこそ――
職人の意識・誠実さ・技術力が一番出る工程
になります。
良い下地工事がされている現場には、
必ず共通点があります。
墨出しが丁寧
仮組み・確認を怠らない
「まあいいか」を言わない
仕上げ職人のことを考えている
下地は、
次の工程への“思いやり”の仕事
でもあるのです。
建物で例えるなら、
構造体 → 骨
下地 → 筋肉
仕上げ → 皮膚
どれか一つでも弱ければ、
良い建物にはなりません。
特に下地は、
見えないのに、すべてを支えている存在
です。
下地工事は、
地味
目立たない
評価されにくい
しかし、
仕上がりの美しさ
住み心地
建物の寿命
すべてを左右する、
内装工事の心臓部です。
内装工事の完成度は、
下地にどれだけ本気になれたか
で決まります。
見えない場所にこそ、
プロの価値が宿る。
それが、下地工事です
次回もお楽しみに!
大阪府堺市を拠点にLGS施工、ボード貼り、クロス、床、タイル、防滑シート、ふすまや畳など内装仕上工事を行っております。
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